「年相応」の定義とは?

高校生の娘に相談すると「別に似合ってるんだからいいじゃん!」と助言されました。

「普通の40歳を過ぎたおばちゃんがふたつ結びのおさげをしてオーバーオール着てたら引くけど、お母さんにとってはそれが普通のスタイルなんだからそんなに気にしなくていいと思うけどね」娘にそう言ってもらっても、「見慣れてるだけでしょ」としか思えず……。

ウジウジ悩んでいると、「年相応って言うけど、その年齢に寄せていくんじゃなくて、今のスタイルがお母さんにとっての46歳のスタイルなんだから、それって年相応じゃん」そういうと、鏡の前に立たせて私の今の姿を見せてくれました。

そのままでいいんだよ……そう言われている気分でうれしくなりました。

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まとめ

「年相応」とはいっても、40代はこのスタイル、50代はこのスタイルと決まっているわけではありませんでした。娘に言われて、その発想の転換に目からうろこが落ちたような衝撃を受けました。たしかに、46歳という名札を付けて街を歩いているわけでもなく、周りからの見た目など、そんなに気にすることでもなかったと改めて勉強しました。やっぱり好きなことは好き。自分に正直に生きていきたいと思いました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

イラスト/かたくりこ

著者/日向 くらげ
一昨年に離婚。飲食業界の会社に勤めて28年。趣味は旅行と温泉巡り。