腟括約筋を意識することからスタート!
ここでは、入門編のメソッドを紹介します。フェイスタオルを1枚用意してください。
【1】フェイスタオルを縦半分に折って横の端からくるくると巻きます。
【2】服の上から①の巻いたタオルを会陰(股)に当てて、椅子に座ります。
【3③タオルが当たる部分を意識しながら、タオルを挟むように意識して、会陰にクッと力を入れます。
これでOKです! この運動を1日1回以上、自分のペースでおこなってみてください。思い出したときに、負担のない程度でおこないましょう。毎日続けることが大切です。きちんとおこなえば、必ず腟括約筋を意識することができます。
「腟トレ」の効果として、実践した人から「性交痛が和らいだ」「生理痛が改善した」「尿漏れが減った」などの報告があります。
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まとめ
腟を自分で鍛えることができるということ自体にびっくり! 今回紹介した「腟トレ」は入門編で、次のステップに進むと、さらに腟括約筋を鍛えることができるということです。性交痛をはじめ、生理痛や尿漏れなどに悩まされている方は試してみてはいかがでしょうか。
参考文献/『子宮筋腫は自分で治せる』(マキノ出版/駒形依子著)
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
取材・文/mido
ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。
著者/監修/駒形 依子 先生
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。