英・キャサリン皇太子妃が約半年ぶりに公務復帰。 一方、異例のメッセージ投稿でがんの病状を明かす

2024年3月にがんと診断されたことを公表し、公務から離れていたキャサリン皇太子妃。2024年6月15日(現地時間、以下同じ)、英国君主の公式誕生日を祝う伝統行事、トゥルーピング・ザ・カラーで待望の復帰を果たし、大きな話題を呼んでいる。マリ・クレール インターナショナルのフランス版デジタル記事よりお届け。

キャサリン皇太子妃の「経過は良好」

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前日の6月14日に、SNSで公開したメッセージの中でキャサリン皇太子妃は、病気を公表して以来、初めて自身の健康状態について近況を報告した。「私は順調に回復していますが、化学療法を受けている人なら誰もがご存じのように、良い日もあれば悪い日もあります」と(自宅のある)ウィンザーで先週撮影されたという写真とともにメッセージをつづった。

キャサリン皇太子妃は、治療が「あと数か月」続く予定であることを説明し、最も困難な日には「弱って、疲れてしまう」けれども、気分が良くなったときには「それを最大限に活用したいと思います」とつづった。そして国民の揺るぎないサポートに感謝しながら、「今週末の国王の公式誕生日のパレードに家族で参加するのを楽しみにしていますし、この夏、いくつかの公務に参加できればと思っています。とはいえまだ完治していないことは分かっています」と付け加えた。

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translation & adaptation: Akiko Eguchi

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