コバノズイナの名前の由来や花言葉
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コバノズイナは和名で、漢字では「小葉の髄菜」と書きます。日本に古くから自生してきたズイナよりも葉が小さいことからこの名がつきました。「髄菜」は枝の髄(中心)が、灯りの芯に用いられてきたことに由来するようです。また、「ハナリョウブ」の別名をもち、漢字で「花令法」と書きます。リョウブ(令法)とは若葉を食用できる樹木のこと。飢饉に備えて農民にこの植物を植えるように命令された令法(官令)が出されたために、「令法」の字を当ててリョウブと呼ばれるようになりました。このリョウブの花に似ていることから、ハナリョウブという別名があるようです。コバノズイナの学名は、Itea Virginicaです。「Itea」はギリシャ語で「柳」を指します。「Virginica」は「バージニアの」という意味で、原産地がアメリカ・バージニア州であることに由来しています。
コバノズイナの花言葉は、「自由」「従順」「少しの欲望」です。
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コバノズイナに似たリョウブとはどのような花?
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コバノズイナは、花姿がリョウブに似ていることから、「ハナリョウブ」「ヒメリョウブ」とも呼ばれ、またリョウブと混同して流通することもあります。でも実際は、コバノズイナとリョウブは別の植物です! では、リョウブとはどのような植物なのでしょうか。
リョウブは、リョウブ科リョウブ属の落葉高木です。コバノズイナはズイナ科ズイナ属の落葉低木なので、分類から見ても違う植物であることが分かります。リョウブの開花期は7〜9月で、枝先に10〜15cmほどの花穂をつけ、香りがよく白い花を咲かせます。コバノズイナのほうが、リョウブよりも枝ぶりがやわらかく、葉も繊細なのが相違点です。