日ごろから自分の胸周りを意識しよう
脇の下周辺がちょっと痛い、違和感があるというとき考えられるのは
①乳がん、②女性ホルモンの影響、③ホルモン補充療法の影響
の3つがあるということでした。乳がんの早期発見のために何かできることや、女性ホルモンの影響に対してケアできることはないのでしょうか。
「40代になったら半年~年1回のペースで必ず乳がんの検診を受けてほしいですね。そして、日ごろのケアとしては乳がんの早期発見も兼ねておっぱいや脇の下周りをほぐしたり、もんだり、マッサージをすると良いでしょう。
女性ホルモンの分泌が減ることで乳腺がかたくなったり、おっぱい周りの組織がたるむのは、血流が影響しています。マッサージで血流を良くすることが大切です」(駒形先生)
入浴時、体を洗うときは脇の下のマッサージをするベストタイミング。毎日の日課にすると良さそうです!
(広告の後にも続きます)
まとめ
脇の下が痛いというとき、まず疑うのは乳がんということでしたが、乳がんでなくてもほかのがんがリンパ節に転移している可能性もあるという先生のお話がありました。軽く見ていると大変なことになることもある脇の下の痛み。早めのケアが肝心と言えそうです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
取材・文/mido
ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。
著者/監修/駒形 依子 先生
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。