「40代 性生活」で検索しても、上位に出てくるのは、ほぼ夫婦間のレスのお悩みばかり。恋人間の性行為やレスではないお悩みに答えてくれる記事には、なかなかヒットしない現実があります。かといって、リアルの友人との会話にもこの話題は出しづらい……。ここでは、44歳でパートナーができた私の現在進行形の性生活のお悩みを紹介します。
検索しても出てくるのは「レスのお悩み」ばかり
2回目の離婚から4年たち、44歳で久々に恋人ができた私。彼とはひとり親交流サークルで知り合いました。相手にも離婚歴があり、子どももいます。最初からお互いに子ども同士を紹介し合い、想像よりずっとスムーズにお付き合いがスタートしました。
お互いに仕事や家事、育児の合間を縫ってのデートは、いくつになっても楽しくて安らぐ時間。当然、セックスも楽しみたい! 「40代の恋人同士って、皆どうしているんだろう?」と気になり、検索してみても、上位に出てくるのは夫婦間のレスのお悩みばかりでした。そうか、この年齢だと夫婦間の倦怠期についてのお悩みが多いんだ……と理解しつつ、私の知りたい「40代以降の恋人とのセックス、みんなどうしているの?」という疑問についての情報はなかなか得られないまま……。
セックスの話題は友人にもしづらいし、ましてや40代からのセックスのリアルを知りたいなんて、なかなか言えません。30代までは雑誌にも載っていたし、検索すれば参考になる情報もいろいろ出てきたのに。40代以降のセックスのリアルを知りたい…というお悩みは解決しないまま、試行錯誤の日々です。
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体力の低下はお互い同じ、ポイントは愛情?
性生活なんて30代以前と40代以降も同じじゃないの? そう思っていた私。ところが加齢によって、お互いに体力が落ちています! まさかそんなことが、40代以降の性生活のお悩みになるとは……。自分も体験するまでわかりませんでしたが、加齢に伴う体力低下の影響は確実に表れていました。
お互いの性欲だけで激しく求め合えたのは、若くて体力があった時期ならでは。今はむしろ気持ちはあっても、体力がついていかないこともしばしば。だから、うまくいってもいかなくても、お互いの愛情を丁寧に伝え合って、体をくっつけ合って過ごす時間を大切にすることを心がけています。うまくいけばラッキー、うまくいかなかったときはお互いの愛情で相手を満たし合う時間で補うようになりました。
例えば若いころは、セックスの前後のシャワーは汗を流すためのものでした。でも今はお互い、同じ湯船にゆっくり浸かって体をくっつけ合って、安らぎを覚える時間になっています。