文具のとびら編集部

伊東屋のオリジナルブランド「ROMEO(ロメオ)」のブランドを代表するアイコニックなボールペン「ROMEO No.3」に、日本の伝統工芸との融合による新たなアートコレクションが登場。2024年6月19日から伊東屋各店・オンラインストアで販売を開始した。2024年限定生産モデルで、価格は税込33,000円。

金属素材に新たな表情をつくりだす着色伝統技とコラボ

高度な鋳造技術が集積する町・富山県高岡市で、1950年(昭和25年)から続く歴史を持つ「モメンタムファクトリー・orii」。金属の表面を錆びさせ発色させる伝統技法「着色」をさらに発展させた独自の技法とのコラボレーションにより、日本の「侘(わび)寂(さび)」にも通じる美しい色合いと独特の風合いを纏った「ROMEO No.3」が誕生した。細軸ボディの表面の発色や描き出される模様は、すべて職人の手作業により生み出される唯一無二のアートであり、1本として同じものはない。優美でありながらも凛とした風情で手元を彩る、個性豊かなシリーズとなっている。

「着色」とは塗装ではなく、金属が持つ腐食性を利用し、薬品や炎をコントロールすることにより鮮やかな色彩を発色させる日本の伝統技術。銅器・漆器などを中心に栄えた高岡の400年のものづくりの歴史の中で、職人たちは現代まで伝統を守り、時に変化させながら多彩な技法を生みだしてきた。一つひとつ丁寧に施された着色により生まれる美しい色合いと表情の違いを楽しめる。

「斑紋孔雀色/ヴィンテージローズ」(赤褐色をベースとし、赤・黄・青が複雑に絡み合う斑模様が特徴)、「斑紋ガス青銅色/アプリコットゴールド」(目の覚めるような鮮やかなブルー)、「斑紋純銀色/アプリコットゴールド」(発色させ斑紋の柄を引き出した後に純銀メッキを施している)の3色をラインアップ。

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