日本在住のウクライナ人兄弟YouTuber・サワヤンのサワさんが2024年6月25日に動画を投稿し、7月7日に投開票が行われる東京都知事選挙に立候補している石丸伸二氏を支持する発言をしたところ、批判が寄せられたことを明かした。
「石丸市長が好き、純粋ね。好きなんでちょっと応援したい」
発端となったのは、サワさんが20日に行ったゲーム配信の冒頭で、石丸氏を支持していることを表明したことだ。その際、石丸氏から応援を頼まれているわけではないと説明し、外国籍がない自身には選挙権がないことも明かしつつ、「石丸市長が好き、純粋ね。好きなんでちょっと応援したい」と話していた。
一方、この動画に賛否が寄せられると、サワさんは21日に公開した動画の中で、自身に寄せられた「政治にそんな軽はずみな発言しないほうがいい」といった批判に対し、謝罪の意思を示しつつも、「正直そこまで悪いと思っていません」とコメントした。
逆に応援のコメントを寄せてくれた視聴者に感謝を明かしつつ、石丸氏が掲げているスローガンに対して「非常に素敵」と心を打たれたことを話していた。
しかし、この動画にも賛否が集まると、サワさんは25日の動画の中で、一連の動画に対し、「陰謀論」や「心ない言葉」が寄せられたと告白し、あらためて報酬はもらっていないことを強調した。
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「政策が全てじゃない」
また、「外国籍なのに口出すのは過干渉」というコメントを取り上げたサワさんは、4歳から日本で暮らしていると明かした上で、「自分を取り巻く環境を良くしたいって思うのは自然なことじゃない? 外国人とか関係なくない?」と困惑する。さらに石丸氏の政策に反対している人からのコメントには「評価基準が違う」とし、「お前の価値観おしつけてくんなだよね」と苦言を呈し、「政策が全てじゃない」「尊重し合おうよ」とテロップを出していた。
動画の最後には「最終的に伝えたかったのは、皆さんのお気持ち、本当にこうしたいって別に誰でもいいんだよ、ぶっちゃけ。応援するのは、俺はたまたま石丸さんだけど、蓮舫さんでもいいし、小池(百合子)さんでも田母神(俊雄)さんでも誰でもいいんだよ」と発言。「本気で考えたのであれば、あなたの心に従って選んだらいいと思うんです」として、「それに対して『お前は終わってる』とか『左翼』とか『工作員』とかそういうことを言うのはやめようぜ」と呼びかけていた。