ミラノ発バッグ「セラピアン」日本初の旗艦店がオープン。千總とのコラボレーションをいち早く手にして

ミラノ発レザーブランドのセラピアンが、2024年6月24日(月)に日本初となる旗艦店を銀座にオープンした。本場のクラフツマンシップを感じられる店内はもちろん、京友禅着物の老舗、千總(ちそう)とのコラボレーションアイテムにも注目を。

セラピアンとは?

セラピアンは、1928年にステファノ・セラピアンがミラノで創業したレザーブランド。イタリアの職人技にこだわり、上質なレザーを使用したバッグや小物を展開している。

1947年、ラムナッパレザーを手作業で織り込んで作る「モザイコ」が誕生。それ以来ブランドのアイコンとしてバッグやウォレット、ポーチなど様々なアイテムとして販売されている。

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日本初の旗艦店

「ヴィラ・セラピアン・ギンザ」は、日本初となる旗艦店。2階建てで200平方メートルの広さを誇る店舗には、レディース・メンズのレザーアイテムやアクセサリーなど幅広いアイテムがそろう。

銀座の真ん中でミラノを感じることができる、イタリアのクラフツマンシップを反映した内装が魅力だ。建築家のピエロ・ポータルッピが設計したメゾンの本社兼アトリエであるヴィラ・モーツァルトから着想を得ているという。店舗のファサードはマリア テレジア イエローと呼ばれる、ミラノの建物でよく見られる色合いを採用した。

イタリア製オーダーメイドの大理石モザイクの床、貴重なデダールのテキスタイルで覆わ れた壁、そして建築家のカルロ・スカルパによるセーリングシャンデリアが店内を華々しく装飾している。

ショーウィンドウには、ベネチア人アーティストのロレンツォ・ヴィットゥーリによるアート作品を展示。店内には1960年代の彫刻家リカルド・スカルパの作品やベネチアングラスを用いたロレンツォ・ヴィットゥーリのインスタレーション、マルタ・サラ・エディションズの家具などが置かれ、まるでギャラリーのよう。色鮮やかなレザーで作られたモザイコウォールも必見だ。

2階には熟練した職人によるオーダーメイドのアトリエがあり、世界にひとつだけのバッグやレザーグッズをオーダーすることができる。メゾンのアイコンであるモザイコ技術を用いて、50色に及ぶ異なるカラーのレザーを自由に組み合わせることができるという。