とうとう病院へ

もう自分ではどうしようもなくなり、私は皮膚科に駆け込みました。病院の待合室で、万が一ニキビじゃなくて、皮膚がんとかだったらどうしよう、と不安ばかりが募り、気が気じゃありませんでした。

しかし、医師は私の顔をパッと見るなりひと言、「あ、ニキビですね。塗り薬2種類出しますので、塗ってください」と瞬時に診断を下しました。

私は、ひとまず皮膚がんじゃなかったことに心底、安堵しました。薬の効果はすぐには表れませんでしたが、2カ月後には、ほとんどできなくなりました。今は、ニキビ痕を薄くするため、ビタミンCの薬を内服しています。

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まとめ

今から思えば、自分で市販薬などを試すのでなく、早期に病院に行っていたら、「皮膚がんじゃないか」などと余計な心配をすることもなく、もっと早く治っていたのかもしれない、と思いました。やはり、体の異常に気付いた際には早めに病気に行くほうがいいな、と実感した出来事でした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。

文/菊池 凛子

イラスト/マメ美

著者/ウーマンカレンダー編集室
40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!