私の義父は商社マンで、稼ぎも良く若いときに大きな一軒家を建てました。見た目も気にして筋トレをしたり健康にも気をつかっていて良いイメージしかなかったのですが……。義父の意外な一面を知ったときのお話です。

車中で見つけたものは…

ある正月に義実家で私も夫もお酒を飲み、帰路はバスで駅まで行こうということに。しかし、お酒が飲めない義父が駅まで車で送ってくれることになりました。ありがたくお言葉に甘えることにして、夫は助手席に乗り、私は後部座席に座りました。

初めて義父の車に乗ったとき、私はふと横に目をやると有名キャラクターのぬいぐるみがありました。まさか、このときは義父が大のぬいぐるみ好きだとは知るはずもありませんでした。

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義父ににらまれた!

そして何げなくそのぬいぐるみに触ろうとした瞬間、「触らないでくれる?」と低い声が。ビックリしてミラーを見ると義父がこちらをにらんでいます。その瞬間、何かまずいことをしてしまったのかと思い夫を見ると、真っすぐ前を見て何も発することなく座っています。

何とも言えない気まずい雰囲気が漂った車中……。「このまま駅まで無事に着きますように」と心で祈っていると、義父は何もなかったかのように世間話を開始。夫も私も緊張してガチガチでした。