文具のとびら編集部

ヤマトは、エスプールプラスが活動支援するパラアーティストグループ「COLORS」と重複障がいをもつアーティスト「拓実-Takumi-」氏によるヤマトのアート商材を使ったアート展「カラフルなインクルーシブ展」を開催する。池袋サンシャインシティソラリウムにて2024年7月24日(水)〜8月2日(金)、ラフォーレ原宿内「愛と狂気のマーケット」にて2024年9月1日(日)より1ヶ月間にわたり作品の展示を行う。

ヤマトのアート商材を使ったアート展

ヤマトは、2001年から、クリアカラー絵の具「グラスデコ」や、なめらかな描き味の水性クレヨン「カラリックスシルキーツイスター」といったアート商材“アートシリーズ”を同社の一つの柱として育ててきた。さらに、2024年に同社の125周年という節目の年を迎えるにあたり、これからの同社の在り方としても、更なるアート(商材)の普及とともに多様性に富んだインクルーシブな社会の実現に向けた取り組みも大事にしていきたいという思いから、このたびのアート展開催に至ったという。

展示作品例

今回、パラアーティストグループ「COLORS」の協力により、4名のアーティスト（田村健氏、橋詰さとし氏、林谷隆志氏、山田浦氏）を中心に同社の「グラスデコ」ならびに「カラリックスシルキーツイスター」を使った数々の作品を制作。また、アーティスト拓実氏は、身体障がいと知的障がいの重複障がいを持ちながら日々創作活動を行っており、長年同社の「カラリックスシルキーツイスター」を使って作品制作しているということから参加を打診した。

「拓実-Takumi-」氏と作品

同社は、この展示を通じて、作品の素晴らしさはもとより、それぞれのアーティストがアートを通じて伝える、受け手ともアートでつながれるようなコミュニケーションの場として、さまざまなきっかけと可能性の機会になればと考えている。また、新たな価値の創造に挑戦するとともに、芸術、文化等の協賛や協力ならびに、社会活動を通し、更にお客の生活を豊かにする企業を目指していく。

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