ジェラートはイタリア生まれのアイスクリーム

大澤シェフ:「ジェラートはご存じのようにイタリア発祥のアイスクリームで、生地にいろいろなフルーツなどを練り込んでカラフルに仕上げた商品。日本でもすっかり定着していますよね。

今は日本のアイスクリームでも生地にいろいろな食材を練り込んで作られていますが、もともとはジェラートから来ています。乳固形分や乳脂肪分でいうと、アイスクリームよりも少なくて、どちらかというとラクトアイスに近いかもしれません」

編集部:しつこいですが、ではシャーベットは?

(広告の後にも続きます)

シャーベットは果汁を凍らせた氷菓

大澤シェフ:「シャーベットは、氷菓になるんじゃないですかね。糖分となるシロップに果汁や香料、酸などを加えて凍らせたお菓子で、アイスとは違って乳成分が少ない。中には乳成分が入らないものをあります」

先の乳固形分でいうと3%以下のものがシャーベットになるとのこと。

大澤シェフ:「シャーベットはジェラートやアイスクリームに比べて口溶けがなめらかで、シャリシャリした食感も人気の秘密なんでしょうね。

シャーベットに限らず、今はアイスクリームやソフトクリームは、たくさんのバリエーションがあって、おいしいものが手軽に食べられます。楽しみ方もいろいろあるからこそ根強い人気があるんでしょうね。最近ではパティシエの中にもアイスやジェラートを強いこだわりを持って作っている人もたくさんいます」