日本バレーボール協会は2024年7月1日、今夏のパリ五輪に出場する女子日本代表メンバーを発表し、主将でエースの古賀紗理那(28)ら12人(リザーブ1人)が選出された。

日本は5月から6月にかけて行われたネーションズリーグで準優勝を飾り、パリ五輪の出場権を獲得。パリ五輪ではメダル獲得を目指す。

監督「現時点で最強と思える選手たちを選考していく必要が」

パリ五輪代表に選出されたのは、岩崎こよみ(35)、関菜々巳(25)、古賀紗理那(28)、林琴奈(24)、石川真佑(24)、井上愛里沙(29)、和田由紀子(22)、荒木彩花(22)、宮部藍梨(25)、山田二千華(24)、福留慧美(26)、小島満菜美(29)の12人。山岸あかね(33)がリザーブに入った。

ネーションズリーグ決勝大会登録メンバー14人のうち、黒後愛(26)と渡邊彩(33)が外れた。

スポーツ紙などの報道によると、眞鍋政義監督(60)は今回の選考について「最も遅い時期の出場権獲得になったため、現時点で最強と思える選手たちを選考していく必要があった。選手にはこれまで戦ったメンバーの想いを背負ってパリでは戦ってほしい」と説明したという。

パリ五輪女子日本代表発表はインターネット上で話題となり、Xではバレーボールファンからさまざまな意見が寄せられた。

「女子バレーのパリオリンピックでのメダルへの期待が現実味ありますね」「純粋に応援したい」「ベストメンバーだと信じています」など前向きなコメントの他に、落選した選手に言及する声もあった。

「黒後はサプライズで入るかと思ったけど流石にアレでは無理だったか」「黒後愛選手の落選は今回仕方ないかなとは思ったけど、渡邊選手の落選はビックリした」「結局、黒後さんをどうしたかったんだろうっていう疑問だけは残った」

パリ五輪予選ラウンドB組に所属する日本は、7月28日の初戦でポーランド、第2戦(8月1日)にブラジル、第3戦(8月3日)にケニアと対戦する。