野菜を自分で栽培すれば、食費を節約できると思ったことはありませんか?しかし、 家庭菜園で食費を節約をするには少々コツが必要です。そこで今回は、初心者でも失敗しない栽培方法、これからの季節に栽培しやすい野菜などをご紹介します。

 家庭菜園で節約できる?


節約
【画像出典元】「sunabesyou- stock.adobe.com」

家庭菜園を始めるには、種や苗、農具などの初期投資が必要です。さらに栽培には手間もかかり、コツを知らなければかえってお金がかかることも。これを踏まえ、家庭菜園で食費を削減するには主に以下の3つのことが必要です。

・種や苗、道具を安く購入する
・手間のかからない野菜を選ぶ
・収穫量の多い野菜を選ぶ

コストや手間を抑え、収穫量を上げるのがポイント。プチトマトを例に見てみましょう。コストは苗2本400円~、プランター300円~、培養土800円~、肥料400円~、支柱100円~、合計2000円ほど。

プチトマトは1株で100個以上、約2kgが収穫できます。小売価格が約600円/kgなので、2株でざっくり2400円分収穫できるという計算になり、費用としては400円ほど浮いたことになります。プランターなど翌シーズンも使い回せば、さらに節約できます。

※東京都中央卸売市場でのプチトマトの平均価格:604円/kg(2024年6月8日時点)を参照

(広告の後にも続きます)

家庭菜園で節約した達人たちの取り組み


ねぎ
【画像出典元】「Ieva- stock.adobe.com」

ベランダや庭などの狭いスペースを使った家庭菜園で節約した達人の取り組みをご紹介します。

月々4000円以上の食費削減に成功!

家庭菜園歴2年のAさんは、庭での地植え派。ホームセンターなどで200円~400円の苗を購入、夏はトマト、冬は大根など、旬の野菜を栽培する方法で、1カ月で4000円の節約に成功しました。丈夫な苗を選び、大きく育てることがAさん成功のポイントです。

育てやすい野菜をセレクト

育てやすい野菜で食費削減に取り組むのは、家庭菜園歴4年のBさん。100円の種から育てやすい プチトマト、バジル、ゴーヤなどをプランター栽培しています。コストを抑え、丈夫で収穫量の多い野菜をセレクトしているのが成功のポイント。

嗜好品のお茶代が0円に!

ベランダでハーブなどをプランター栽培している家庭菜園歴10年のCさん。無農薬のハーブティーは高級なお値段ですが、茶葉を手作りすれば費用は0円。ハーブは病気に強く、たくさん収穫できます。さらに無農薬で新鮮というのも嬉しい魅力です。