年棒制ゆえの問題点も
年功序列から、成果主義の時代への風潮を少しずつ感じる世の中ですが、年俸制が企業成長の足かせになる点もあり問題視されています。それは、1年という短期的な成果獲得に目を奪われ、3年、5年という中長期で取り組むべき企業の課題解決や、研究への取り組みに関心が持てなくなることです。
また、成果のみが第一優先になると、成果と関係のない業務からは距離を取り、同僚へのフォローなどに時間を割くことを避けてしまうという傾向もあるようです。
(広告の後にも続きます)
まとめ
今回は、年俸制についてみてきました。年功序列で終身雇用という従来の働き方だけでなく、欧米的な実力主義の雇用形態、他にも副業やプチ起業などといくつもの選択肢が増えています。今後はさらに、自身のワークプランやキャリアプランと向き合い、能動的な選択が求められる時代になりそうです。