これっていわゆるマタハラ!?
店長に呼び出され、おそるおそる話を聞きにいきました。店長の話の内容は「人生そんなに甘くないよ」とのこと。私が仕事中にトイレに駆け込んだり、眠そうにしていたりする姿を見て、我慢ができなかったようです。そのような勤務姿勢を取ってしまったことには、私に非があると反省しました。
しかし、その後に放たれた「生半可な気持ちでトレーナーを目指すような人間が親になれるの?」とのひと言にはあ然。この言葉や雑務の押し付けは、妊婦に対する嫌がらせ、いわゆる「マタハラ」では? と思いました。私が務める前から働いていたスタッフに聞いた話によると、以前も妊娠を機に嫌がらせを受け、辞めていったスタッフがいたそう。この話を聞き、やはり私も「マタハラ」の標的にされたのだなと自分の中で確信しました。
これからもっと仕事が楽しくなると思っていた矢先で、本心は仕事を辞めたくなかったのですが、このままでは心にも体にも良くないと思い、その場で「辞めます」とひと言。2年間働いたパーソナルジムを退職しました。
今となっては、私が働いていたときの優秀なスタッフは全員退職。妊娠している、していないに関わらず、職場の人間関係は大切とつくづく感じると同時に、妊娠を理由に雑な扱いをされるのはやはり仕事を続けにくい要因になっていると思いました。
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まとめ
重なって生じた今回のトラブル。妊婦だから特別扱いして欲しいとは思っていませんでしたが、心のどこかで、少しくらいはわかってくれるだろうという気持ちがあったと今になっては感じます。それでも、妊娠している人に対して何を言って良いわけではありません。子どもを産み、育てやすい環境づくりが少しでも進むと良いなと感じた出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者/水戸 あおい
アクティブな夫と4歳・2歳のやんちゃな男の子の4人家族で生活。じっとしているのが苦手で、お休みの日は子どもを連れて絶対お出かけしたいしたい!最近は夫と休みが合わず悶々としている。