2023年&2024年にオープン。京都の注目ラグジュアリーホテル3選

京都に続々とオープンしている、インターナショナル系列のラグジュアリーホテル。今回は、そのなかから2023年にオープンしたホテルや2024年にオープンする注目のホテルを厳選してお届けする。

「バンヤンツリー・東山 京都」


ロビーラウンジ

サステナビリティ(持続可能性)を主たるコンセプトに、シンガポールを拠点にするラグジュアリーホテルチェーンのバンヤン・グループ。今回、日本初進出となるグループの旗艦ブランドリゾート「バンヤンツリー・東山 京都」を、2024年7月26日(金)にソフトオープンする。

祇園・東山地区の高台に位置し、かつて「ホテルりょうぜん」があった場所にオープンする「バンヤンツリー・東山 京都」。「ホテルりょうぜん」は京都市内を一望できる高台にたたずむ老舗の宿であり、京都では珍しく温泉の源泉を有することから、京都歌舞伎の南座や東映京都撮影所を利用する多くの俳優や著名人に愛されてきた。

全52室のゲストルームのデザインを手がけたのは、橋本夕紀夫デザインスタジオ。ホテル全体のデザインコンセプトである「幽玄」を踏まえ、能舞台にちなみ能の伝書のひとつ「風姿花伝」の中から「秘すれば花」という一節を客室のテーマに掲げ、客室に初めて入ったとき、驚きと感動を覚えるようなデザインを演出する。また、京都のホテルで唯一の能舞台を併設しているほか、天然温泉もあるので、ゆったりとした時間を過ごすことができる。


ゲストルーム スタンダードタイプ


敷地内にある能舞台

また、約12mの高低差を持つ敷地には、特徴的な3つの庭と竹林があり、建物と共にゲストに独特の景観体験を提供。かつての「ホテルりょうぜん」の時代からあった敷地を囲う石垣はできるだけ残し、同時に補強することで、歴史を継承する。

現在、予約も受付中なので、公式サイトからチェックしてみて。

「バンヤンツリー・東山 京都」
開業日:2024年7月26日(金)
住所:〒605-0861 京都府京都市東山区清閑寺霊山町7
公式サイト:https://www.banyantree.com/ja/japan/kyoto

(広告の後にも続きます)

「ヒルトン京都」


スタンダードルーム

「ヒルトン京都」が、2024年9月12日(木)にオープンする。同ホテルは、ヒルトンのフラッグシップ・ブランドである「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」として京都初進出のホテルとなり、京都におけるヒルトングループ5軒目のホテル、4つ目のブランドとして開業。歴史と現代、伝統や革新など、京都が持つ様々な魅力とお客様を結び付ける「京都SYNAPSE(シナプス)」をコンセプトに、京都の持つ魅力を様々な角度から発信するという。

ホテルは河原町三条に位置し、2階から9階に位置する16タイプ5カテゴリー、全313室の客室は、日本の伝統的な美しさを随所に取り入れた和のデザインが特徴。9階には、エグゼクティブルームまたはスイートルームへの宿泊者のみが使用できるエグゼクティブラウンジも。


エグゼクティブラウンジ

屋上にはルーフトップバーがあり、時間帯によって表情を変える鴨川や東山の風景が望め、京都五山送り火など季節の伝統行事を喧騒から少し離れた場所で優雅に楽しむことができる。


ルーフトップバー

現在、公式サイトにて9月12日(木)以降の宿泊予約の受付中。

「ヒルトン京都」
開業日:2024年9月12日(木)
住所:〒604-8006 京都府京都市中京区下丸屋町416
公式サイト:https://hiltonhotels.jp/hotel/kansai/hilton-kyoto