2023年、京都・丸太町にオープンした「京・菓る茶cafe」。2024年1月にチーズケーキ専門店としてリニューアルし、見た目が可愛いチーズケーキはたちまち話題になっています。
今回、店長兼シェフパティシエの國友康博さんにインタビュー!「京・菓る茶cafe」に並ぶチーズケーキの魅力やこだわりについて、たっぷり紹介します。
2024年1月にリニューアル!若きパティシエ・國友シェフがケーキやパスタをお届け
「京・菓る茶cafe」は、世界遺産の二条城から東にまっすぐに伸びる二条通沿いにあります。京都のお店は、古くから残る京都の町並み・景観・建築文化などをできる限り後世に残していこうと、京町家リノベーションが主流です。「京・菓る茶cafe」ももちろん、古民家の風合いを活かしたお店です。
1階はくすみがかった大人可愛いピンクカラーのお店。10種類ほどの生ケーキと、チョコレートやクッキー、ギフトボックスが並ぶパティスリーです。
2階は剥き出しの梁が見える開放感あるカフェスペース。ウッド調で落ち着きのある空間でした。奥の窓からは中庭が見えるので、四季折々の景色を楽しむことができますよ。1階のショーケースに並ぶケーキを食べることもできますし、パスタやオムライスといったランチも提供しています。
運営元は京都で複数の飲食店を展開する会社。中にはラーメン店もあり、なんとそこで使用している豚骨スープをアレンジしたカルボナーラを作っているのだとか!意外にもマッチしていて、リピートも増えているとのこと。しかもシェフパティシエの國友さん自らがフライパンを振って作ってくれるそう。
訪れた際にはぜひ「パティシエが作る豚骨スープのカルボナーラ」という情報過多なパスタを試してみてください!
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フォトジェニックな口福(こうふく)のチーズケーキを実食♡
こちらが今回のお目当ての「口福のチーズケーキ」。絵本から飛び出したような可愛らしいチーズです!おもちゃのようでとっても可愛い。
ケーキ一つひとつに小さなネズミがついてきます。ホワイトチョコレート?ではなく、パンナコッタを型に流して固めたものだそう。國友さんいわく、チョコレートだとチーズケーキとの食感が違いすぎてマッチせず、口の中で一緒に溶けていくパンナコッタにしたそうです。
ネズミを置いたあとに顔やリボンを描き込むそう。すべて國友さんの手作業です!
中は、チーズクリームとスフレチーズの2層仕立て。外側が北海道産クリームチーズ・リコッタチーズ・マスカルポーネの3種のチーズをブレンドしたチーズムースです。3種のチーズを組み合わせることで、濃厚なチーズ感もありつつ、重たくなりすぎないさっぱり感もあり。スフレチーズとの組み合わせで、エアリーな食感も。口の中でとろけるような滑らかな口当たりも絶品でした。
「僕がメニューをリニューアルする時に社長と色々な話をしました。社長はずっと飲食業をやってきていて、『人は一生で9万回の食事をする。その9万分の1の幸せを作るんだ』と考えているんです。その幸せを作れるチーズケーキを目指して『口福のチーズケーキ』という名前にしています」
「口福のチーズケーキ」は他にもチョコレート・いちご・抹茶の計4種類を展開。並べると華やかさが増して、手土産にも喜ばれそうです。
ちなみにオンラインショップでのお取り寄せもできるように準備中とのこと。写真のように小分けになっているケーキをホール状に並べて発送する予定だそうです。切り分ける必要がない&一つずつ解凍できるチーズケーキのお取り寄せ開始をお楽しみに!