洗顔後のスキンケア時に、ふと耳の下あたりに触れると、ニキビのような小さなできものに気が付きました。そのうち治るだろうと特に気にも留めていなかったこのできもの。初めは、ごま粒大ほどだったサイズが気付けば小豆大に……。痛くもかゆくもないので、他の症状で皮膚科の診察を受けたついでに、医師に相談してみると予想外の診断が! そんな私の体験談を紹介します。
ちょっと気になるごま粒大の何か…
今から5年ほど前の40歳を過ぎたころ、洗顔後に化粧水やオイルでケアをしている際に、耳の下あたりに、指先に少しだけ引っかかるような感触を覚えました。初めのうちは、肌のざらつきなのかと思っていましたが約1カ月後、ニキビかな? と思うくらいの存在感に……。しかし、痛みやかゆみがなかったため、これまでの経験上、このまま放置していてもそのうち治るだろうという感覚で過ごしていました。
私の予想通りその後も特に大きな変化はなく、ごま粒大の大きさのまま。今回はニキビではなく、できものか、白いほくろでもできたのかな? と思う程度で、特に気に留めることもありませんでした。洗顔後のスキンケア時、指先で触ると何かあるなという程度で、その他は何の問題も感じていなかったため、それから半年ほどは何もしないという状態が続いたのです。
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ごま粒大だった盛り上がりが小豆大に!
その後、ごま粒大のできものの存在だけは認識していたものの、気にしすぎることもなく過ごしていたせいか、できものに触れることも少なくなっていきました。しかし、半年を過ぎたころふとできものに触れてみると、ごま粒大が小豆大くらいに成長していたのです! 一瞬、何かの間違いではないかと焦り、すぐに鏡で確認しました。鏡は毎日見ているので、少しだけ盛り上がっているようにも見えましたが、いつもと何ら変わりありません。
しかし手で触れると、皮膚の内側にしこりのようなものがあるのです。痛くもかゆくもなかったため、まったく気が付かず、いつの間にこんなことになっていたのか……と、少しショックを受けました。
さらにこのタイミングで、私のようなしこりに関する情報がテレビで放映されており、中には皮膚の悪性腫瘍もあると……。悪性腫瘍という言葉を聞いただけで、不安になってしまいました。ちょうど皮膚科に行くタイミングだったため、診察の際に一緒に診てもらうことにしたのです。