オーラルケアに役立つハーブ
フェンネルのほかにも、オーラルケアに有用なハーブがあります。
タイムには優れた抗菌作用があり、有効成分のチモールは、市販されている人間用のマウスウォッシュ液にも配合されています。また、口内炎にもおすすめのカモミール、穏やかな殺菌作用と免疫力を強化する作用のあるエキナセアなども、オーラルケアに効果があります。
ハーブを用いたオーラルケアの際には、これらのハーブのチンキを作り、ブレンドして使うのがおすすめです。
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オーラルケアのためのハーブチンキの材料と作り方
フェンネルシードとカモミール。
それでは、オーラルケアのためのハーブチンキブレンドを作ってみましょう。オーラルケアに効果のあるそれぞれのハーブを、チンキ剤にしてからブレンドします。
チンキとは、40〜100%濃度のアルコールにドライハーブやフレッシュハーブを漬け込んで、成分を抽出したもの。動物はアルコールの味を嫌うことが多いので、グリセリンで抽出したチンキがおすすめです。
<材料>
ドライハーブ 5g
グリセリン 25ml
<作り方>
1.蓋のできるガラス容器に、材料を入れてよく振ります。
2.毎日数回ガラス容器を振ります。
3.6~8週間ほど経ったら、さらしなどで濾して、保存用の遮光ビンに移し替えます。
出来上がったチンキは、冷暗所で保存して1年くらいで使い切りましょう。
こうして作るハーブチンキのオーラルケアは、フェンネル、タイム、カモミール、エキナセア、これらのどれか1種類でももちろん有効ですが、それぞれのチンキを作り、いくつかブレンドすると、より効果が期待できるそうです。ぜひ、少しずつ作って試してみてください。