今回の「FPに聞きたいお金のこと」は、住宅ローン金利について今後の金利動向が気になる20代の女性からのご相談です。この記事では、住宅ローン金利の「変動金利型」と「固定金利型」の比較や、借り換えを検討する際のポイントについて解説します。

20代女性Aさんの相談内容

数年前に住宅ローンを変動金利型で借りたのですが、最近金利が上がるというニュースをよく耳にします。固定金利型に変えた方が良いのでしょうか?また、変える時には何か手数料などはかかりますか?

(広告の後にも続きます)

金利のある世界へ

2024年3月にマイナス金利が解除され、日本にも金利のある世界が戻ってきました。2016年2月にマイナス金利が導入された際、大きな影響を受けたのが住宅ローンでした。固定金利型も変動金利型も大幅に利率が下がり、変動金利型では0.5%前後の住宅ローンも数多く販売されています。そのため変動金利型で住宅ローンを借りている人が多く、今後の利率の変動に注目が集まっています。