セカンドオピニオンの大切さ

幸い、出血量が少なかったため貧血などの合併症状は見られませんでした。また、年齢的にこれ以上の妊娠出産を希望していなかったため、特別な治療はおこなわない方針で現在に至っています。

もし、出血が止まらなくなった初期のころに違う病院を受診していたら、何年も長期間の出血で悩むことはなかったかもしれません。幸い、私の子宮腺筋症の症状はさほど深刻なものではありませんでした。しかし、もしもピルの服用を続けたり、もっとほかの深刻な症状を見落としていたりしたら事態は大きく変わっていたかもしれません。

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まとめ

医療機関は信頼できるかかりつけ医を持つことが重要だと感じました。でも、もし納得できない診断を受けたときは、試しに別の病院の先生の意見を聞くことも検討すべきだと思います。特に、女性特有の病気は早期発見が治療の要と聞きます。少しでも不安や疑問を感じたら、納得できる説明をしてくれる医師を探すのが得策だと思いました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
2013年1月に女性スタッフだけで乳がん検診をおこなう沢岻美奈子 女性医療クリニック開院。2022年の1年間で神戸市乳がん検診を約2500件、地元企業様の会社検診や自己検診も含めると約3100件の乳がん検診を実施する。患者さんとのやりとりと通じて日常の診察で感じ考えることを、専門医目線で正しい医療情報としてInstagramに毎週投稿している。

文/森本いずみ

イラスト/マメ美

著者/ウーマンカレンダー編集室
40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!