料理に欠かせない「きほんの道具」。長年キッチンに立っていると、お玉はコレ、菜箸はコレ、という風に自然とお気に入りツールというものが出てきます。
ただ、そのお気に入りも年月とともに変化するもの。「劣化してきた」「調理スタイルが変わった」「もっと使いやすいものが出てきた」などの理由で、ベストからベターに格下げになったら、それはもう、見直しのタイミング。
わが家のキッチンツールも、最近は惰性で使っているだけで、以前ほどフィットしていないなあと感じていたところ。MARNA(マーナ)からちょうどいいものが登場したこのタイミングで、アップデートすることにしました。
300種類以上のキッチンツールをつくってきたマーナが提案
わが家の定番ツールを見直すきっかけになったのが、「マーナ きほんのキッチンツール」シリーズです。
marna(マーナ)は、これまで300種類以上のキッチンツールを開発してきた老舗メーカー。そのマーナが基本に立ち返って生み出したとなれば、信頼感は絶大です。
ひとつひとつの機能性はもちろんのこと、操作性、お手入れのしやすさ、他のツールとの兼ね合いまで考え抜かれたという、まさに「きほんの道具」たち。
シリーズは全部で9種類。その中からわたしが「替えてよかった!」と思えた3つをご紹介します。
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【1】アップデートの大本命、こまわりの効く「スプーンヘラ」
今回いちばん見直したかったのが、ヘラ。長年の相棒だった木べらが古くなり、せっかくならもう少し機能性のあるものにしたいなという思いから、こちらにチェンジ。
マーナのスプーンヘラは、スプーンの周りにシリコンがついていて、鍋肌に残った食材を残さずすくえるのが特徴です。
パラパラの炒飯も、汁気のあるパスタソースやカレーも、炒めて、混ぜて、取り分けてが、これひとつ。
今までは木べらで炒めたあと、器に盛るためにスプーンを出して、場合によってはスクレーパーでさらえることもありました。その最大3つのツールを使ってやっていたことが、1本で完結してしまうから、作業がとってもスムーズ。使うたびにアップデートの成果をひしひしと感じています。
ヘラとスプーンが合体した、marnaのスプーンヘラ。木べらのようなフラットな柄と、コンパクトなスプーン幅で小回りが利き、鍋肌の具もすくいやすく、炒めやすいヘラです。
⇒マーナ きほんのキッチンツール 炒めやすいスプーンヘラ/MARNA