これまで肌トラブルとは無縁で、どんなせっけんやボディーソープを使っても特に問題を感じたことはなかったのですが、加齢とともに肌質も変化してきたようです。年齢を重ねて脚、腕、背中、おなかと全身がかゆくなることが多くなり、乾燥肌のような症状に悩まされるようになりました。私がかゆみを抑えるために試してみたことをお伝えします。
冬でもないのに、なんだか全身がかゆい
最初に肌のかゆみに気が付いたのは、40代後半くらいのことでした。それまでは冬になると乾燥のためにすねがかゆくなることがありましたが、それも春になれば消え去っていました。ところが、45歳を過ぎたくらいから季節に関係なく背中やおなかがかゆく感じ、気が付けばポリポリとかいている自分がいました。
下着や洋服の生地が問題なのかとも思いましたが、特定の素材に反応しているわけではなく、常にどこかがかゆい状態です。しまいには寝ている最中もかゆくて目が覚めて、ポリポリとかくように……。
自分で肌を触ってみてもカサカサしているとか、硬くなっているとか、具体的には感じられませんでしたが、冬場だけではなく年間を通じて常にかゆみを感じる乾燥肌のような状態になったため、肌質が変わったのだろうと思いました。
それなら今までとは違うケアをしなければならないと思い、近所のドラッグストアで何か簡単にできるケアグッズはないかと探してみたところ、お風呂で使うタオルとお風呂上がりのボディケアグッズを見つけたので、それまで使っていたものを変えてみることにしました。
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【対策1】刺激の少ないコットンタオルに変更
毎日のお風呂で体を洗うときに、私は長い間ナイロンタオルを使っていました。ナイロンタオルは安価な上にボディソープの泡立ちも良く、きれいに洗った感じがあり気に入っていました。少し強めにこするとその刺激も気持ち良くて、季節を問わずずっとナイロンタオル一筋だったのです。
ところが、体のかゆみを感じるようになってからは刺激を抑える方向にしたほうが良いのではと考え、ドラッグストアで見つけた数種類のボディ用タオルの説明を読み、違いを吟味してナイロンタオルから刺激の少ないコットンタオルに変えてみました。
コットンタオルはナイロンタオルと違い、泡立ちはあまり良くありません。その代わり、洗い心地は柔らかく、明らかに刺激が少なくなっているのがわかりました。強めにこすっても、ナイロンタオルを使っていたときのような気持ち良い刺激というのではなく、しっかりと洗っている感じになります。長く使っていたナイロンタオルとはかなり異なる使用感でしたが、年齢を重ねた今の私の肌にはこちらのほうが合うように感じられ、以来コットンタオルを使っています。