夫が夕飯を食べない理由とは?

「○○(夫)がダイエットしたい、血圧が気になるって言うから、育児の合間の少ない時間でメニューを考えて準備して作っていたのに、夜中に適当なご飯やお菓子は食べるんだね! それに、せっかく家族なのに一緒に夜ご飯を食べないのは寂しいよ! 帰って来る直前にいらないって言われたら結局捨てることになるし、もしこの状態が続くなら、もう夕飯は二度と作らないから!」その言葉を聞いた夫は驚きの表情を浮かべます。

「ごめん……、最近仕事が忙しくて。昔から疲れていたら食欲がなくなるんだよね」と話し始めたのです。「でも、自分の気分だけで、〇〇(友人)の大変さとか寂しい気持ちに気付かなかった。ごめん」と続け、反省した様子の夫。

詳しく聞いてみると、友人の夫は独身時代から夕飯を決まった時間に食べる習慣がなく、疲れたときは食欲がなくなるため、夜中におなかが空いたときに冷凍食品やカップ麺を食べることが多かったそう。一方友人は、食卓を家族で囲むことは当たり前という考えだったため、そんな夫の行動が信じられなかったのです。

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まとめ

これまで別々の環境で育ってきたからこそ、価値観や過ごし方が違うのは当たり前。友人夫婦はお互いの気持ちを伝え合い、価値観を押し付けるのではなく擦り合わせて理解し、常に共有しておくことが大切なんだということに気付いたそう。

「これからは夕飯を一緒に食べるようにするね」と話してくれた友人の夫。そして友人も、もしかしたら夫が夕飯を食べない日もあるかもしれないと知れたことで気持ちが軽くなったとのこと。夫の体調に合わせて、都度食べたいメニューを聞いたり時間がたってもおいしく食べられるメニューにしたりと工夫をして、できるだけ家族で一緒に夕飯を楽しめるようにしているそうです。

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マンガ/きびのあやとら

著者/Mana(36歳)
人見知りしない元気いっぱいの女の子のママ。初めての育児に戸惑いながらも、夫婦二人三脚で育児を楽しんでいます。