年を重ねてもイケてる中年でありたい――。心の奥底では願っていても、恥ずかしさと面倒くささから劣化を受け入れている人は多い。しかし、簡単に誰でも実践できる「ちょい盛り術」が存在。今すぐ見た目も仕事もデキる男に変えていこう!
◆美容整形の“メガ盛り”が止まらない
美容整形に費やした総額はフェラーリ1台分――“メガ盛り”が止まらないのは、東京美容外科統括院長の麻生泰氏だ。
「2週間前にアゴ下の脂肪吸引、たるみを取り除く“ペリカン手術”、さらにフェイスリフト手術を行ったので腫れが引かないんです。約1か月前には全身の脂肪吸引と脂肪注入による目の下のクマ取り、眉下切開を行いました」
その他にも全身医療脱毛や2回にわたる頭部の植毛、脂肪吸引など美容整形にすっかり沼っている様子。しかし、そのほとんどが「50歳を過ぎてからの施術」だとか。
「優秀な医師が増えてきたことに加え、最近は麻酔技術の進化がすさまじいんです。全身麻酔もパッと寝てパッと覚める。僕もできることなら、もっと早く整形したかった」
◆中年男性の施術で多いのは…
中年男性の施術で多いのは、眼瞼下垂、眉下切開、クマの3つ。どこから施術するか、手術する順番がとても重要だ。
「まずは自分が受けたい施術やコンプレックスをすべて洗い出して、医師と計画を立てることをオススメします。またレーザー脱毛は、メラニン色素がない白髪には反応しない。脱毛以外でも、気になる場所があるならば、中高年は少しでも早く施術したほうがいい。僕も白髪になる前にヒゲを脱毛したかったとまさに今、悔やんでます。最近は額のシワが気になっているので、生え際を下げる『前額手術』を検討中です」
◆麻生氏が導き出した“盛り”の境地とは?
しかし、高級外車1台分相当をかけた麻生氏が導き出した“盛り”の境地は、「結局のところ、ダイエットですね」と笑う。
「やせて、日焼けしたら整形手術なんかしなくてもシュッとしますよ(笑)最強です」
整形で“メガ盛り”の前に、まずは運動で“ちょい盛り”を。
◆50代からの麻生氏の整形
今までで顔のフェイスリフト手術のダウンタイム(回復期間)が約1 か月と一番長いとか。
植毛2回:600万円
フェイスリフト:300万円
目・眉下:100万円
脂肪吸引:300万円
【東京美容外科統括院長 麻生 泰氏】
1972年、大阪府生まれ。’04年に同院1号院を開院、系列院は110院以上に。著書に『バーキン買うなら豊胸しろ』(ゴマブックス)など
取材・文/週刊SPA!編集部
※7月9日発売の週刊SPA!特集「ちょい盛りオヤジの作り方」より
―[ちょい盛りオヤジの作り方]―