医療保険の選び方6つのポイント!年代・男女・目的別に選ぶコツを紹介

【目的別】医療保険の選び方

どのような目的で保険に加入するかによっても、医療保険の選び方は異なります。

ここからは、以下3つの目的別に医療保険の選び方を解説します。

【目的別】医療保険の選び方

一定期間の保障を手厚くしたい

長期入院に備えたい

短期入院で手厚い保障を受けたい

一定期間の保障を手厚くしたい

子どもが小さいうちや両親の介護中だけなど、一定期間の保障を手厚くしたい方は、定期型の医療保険をおすすめします。

定期型の医療保険と終身型の医療保険を比較した時に、同年齢で同じ保障内容に対する支払保険料は、定期型のほうが安くなります。

ただし、定期型は契約者の申し出がない場合、契約時に定めた保険期間が満了すると自動更新されるのが一般的です。

また、更新の際には更新時の年齢で保険料が再計算されるため、更新ごとに保険料が上がっていくという特徴があります。

長期入院に備えたい

入院期間が長くなると医療費の自己負担額も大きくなります。

長期入院に備えたい場合は、入院日数に応じて保障を受けられる入院日額タイプの医療保険をご検討ください。

商品によっては上限日数が決められているため、なるべく期間の長い保険を選びましょう。

厚生労働省によると、入院期間は平均29.1日なので、1つの目安にしてみてください。参照:病院報告(令和5年1月分概数)|厚生労働省

短期入院で手厚い保障を受けたい

長期入院ではなく、短期入院で手厚い保障を受けたい場合、入院給付金や入院一時金特約などの一時金が付加できる保険へ加入したほうが良いでしょう。

入院期間が短い場合、一時金で保険金を受け取れるタイプの方が、受け取り金額が大きくなる可能性が高いためです。

重大な病気に罹患した際、以前までは長期入院が一般的でしたが、近年は短期入院と通院で治療するケースも増加しています。

参照:令和2年 患者調査の概況|厚生労働省※心疾患について高血圧性のものを除く

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持病がある人向けの医療保険の選び方

持病(基礎疾患)とは、一般的に治りにくく、慢性的な病気のことを指します。

持病がある方は、健康な方と比べて保険への加入ハードルが高くなってしまう可能性があります。

ただ、持病がある方でも入りやすい以下のような保険もあります。

持病がある人向けの医療保険

引受基準緩和型の保険:通常の保険よりも保険料は割高となっているが、保険会社への告知項目が少なく加入しやすい

無選択型の保険:引受基準緩和型よりもさらに保険料は割高となっているが、保険会社への告知なしで加入できる

どちらも保険料の負担は大きいかもしれませんが、万が一の場合に備えられます。