夏の日陰が作れて目にも涼しいグリーンカーテンとして利用できるオカワカメは、葉やむかごなどを食用として収穫することもできます。茹でるとわかめのようになる食感を味わってみませんか? この記事では、オカワカメの基本情報や特徴、育て方のポイント、保存方法や食べ方など、多岐にわたってご紹介します。
オカワカメの基本情報
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植物名:オカワカメ
学名:Anredera cordifolia
英名:Staghorn Fern
和名:アカザカズラ(藜葛)
その他の名前:雲南百薬(うんなんひゃくやく)、ぬるっぱ
科名:ツルムラサキ科
属名:アカザカズラ属
原産地: 熱帯アメリカ、熱帯アジア
分類:宿根草(多年草)
オカワカメの学名は、Anredera cordifolia(アンレデラ・コルディフォリア)。和名はほかにアカザカズラがあります。ツルムラサキ科アカザカズラ属の多年性つる植物です。原産地は熱帯アメリカや熱帯アジアで、暑さに強い一方で、寒さに弱い性質です。つるの長さは3mにまで達し、密につく葉は収穫して食べることができます。多年草なので、一度入手すれば何年にもわたって収穫を楽しめる野菜です。生育がよく密に茂るので、グリーンカーテンとしても仕立てやすく、人気があります。
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オカワカメの葉や花の特徴
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園芸分類:野菜
開花時期:9月中旬~10月上旬
草丈:3m以上
耐寒性:普通
耐暑性:強い
花色:白
オカワカメの葉はハート形でやや厚みがあり、加熱するとぬめりが出る特性があります。開花は9月中旬頃からで、花色は白。花穂を長く伸ばして小さな5弁花をびっしりと連ねます。芳香を持ち、満開時には株を覆うように咲くので見応えがありますが、開花すると葉はあまりつかなくなるようです。秋には葉のわきにむかごがつき、地下には球根ができています。葉、茎、球根、ムカゴのすべてが食べられます。