オカワカメの名前の由来や花言葉


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「おかわかめ(陸わかめ)」という名前は、葉を加熱するとぬめりが出てわかめのようになることに由来します。ほかに「アカザカズラ」の和名も持っていますが、これは「アカザの葉に似たかずら(つる植物)」として名付けられました。中国から長寿の薬草として伝わったことから、「雲南百薬」と呼ばれることもあります。オカワカメの花言葉は「永遠の愛」です。

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オカワカメによく似た夏野菜

ツルムラサキ

ツルムラサキはオカワカメと同じツルムラサキ科の野菜で、栄養価の高さから近年注目されています。暑さに強く、夏につるを伸ばして旺盛に生育します。赤茎種と緑茎種があり、赤茎種は茎やつるが紫色を帯びることからこの名がつき、古くは染料としても利用されました。食用としては、主に緑茎種が栽培されます。

モロヘイヤ

夏に旬を迎え、茹でて刻むとぬめりが出ることから、オカワカメやツルムラサキと混同されやすいモロヘイヤですが、モロヘイヤはアオイ科に属する別種の植物です。つる性ではなく木立ち状に生育し、大きく成長します。花後にできる種子には毒性があるので口にしないようにしましょう。