シマトネリコとネフロレピスの育て方

今回寄せ植えに選んだシマトネリコは、モクセイ科の植物で、亜熱帯から熱帯に育つ半常緑樹です、近年、日本でもシンボルツリーや観葉植物として人気です。明るい屋内でも、半日陰の屋外でも育てられる丈夫な樹木です。

5~6月に花が咲くので、花後に剪定しましょう。

ネフロピレスはシダの仲間なので耐陰性が強く、直射日光の当たらない明るい場所で育てます。耐寒性が弱いので、冬は屋内のレースのカーテン越しぐらいの日当たりがある場所で育てます。乾燥を嫌うので、こまめに霧吹きをすると綺麗に育ちます。

あなたのお部屋にも外の緑に負けない、爽やかなグリーンの苔玉を作って飾ってみませんか?

以前、クリスマスローズの苔玉作りもご紹介したことがありますので、ぜひこちらにも挑戦を。いろいろな植物で、苔玉作りをお楽しみください。

三大ガーデンプランツの一つ、クリスマスローズの魅力を探る

Credit

写真&文 / 遠藤 昭
– 「あざみ野ガーデンプランニング」ガーデンプロデューサー –


えんどう・あきら/30代にメルボルンに駐在し、オーストラリア特有の植物に魅了される。帰国後は、神奈川県の自宅でオーストラリアの植物を中心としたガーデニングに熱中し、100種以上のオージープランツを育てた経験の持ち主。ガーデニングコンテストの受賞歴多数。川崎市緑化センター緑化相談員を8年務める。コンテナガーデン、多肉植物、バラ栽培などの講習会も実施し、園芸文化の普及啓蒙活動をライフワークとする。趣味はバイオリン・ビオラ・ピアノ。著書『庭づくり 困った解決アドバイス Q&A100』(主婦と生活社)、『はじめてのオージープランツ図鑑』(青春出版)。