ボタニカルコースター作りの反省点や気づき

今回、上記の他にお菓子のカップを活用して、シダのボタニカルコースターも作りました。合計4枚のコースターが出来上がりました。

作ってみて気づいたことや反省点は、UV-LEDライトが小さく、少しずつ照射する場所を移動しながら作ったので結構時間がかかったこと。だいたい1つ作るのに30分以上はかかりました。

私が購入したセリアのUV-LEDライトには、後ろの説明欄に「大きなサイズの作品作りや量産をされる場合は大型のUV-LEDライトのご使用をおすすめします」と書かれていました。確かに、小さなアクセサリー向きかもしれません。

コースターのような大きめの作品には、もう少し大きなUV-LEDライトを使ってレジンを硬化させたほうがよさそうです。ダイソーで300円で売られていたUV-LEDライトはもう少し大きかったので、今度はそちらのほうでも試してみたいと思いました。

出来上がった作品は時間をかけた分、思い入れも強くとてもお気に入りの作品になりました。照射の待ち時間も完成をイメージしながら、わくわくが止まりませんでした。

今回かかった材料代は1,100円。1,100円でこれだけ楽しめるのはいいですし、ずっと使えるのものが出来上がるのは嬉しいですね。レジンの中に閉じ込めた植物が、これからどんな風に変化していくのかを観察するのも楽しみです。

作ったボタニカルコースターを、早速使ってみました。

グラスに注いだお茶の下から緑色のリーフが見え、また透明なコースターがとても涼し気。コースターとして使うだけでなく、ただ飾ってみてもよさそうです。

(広告の後にも続きます)

今回の材料をご紹介

UVレジン液…300円×2本*ダイソー

シリコーンマット・・・100円*ダイソー

クラフトギャザーカップ・・・100円*ダイソー

UVレジン液…100円×2本*セリア

UV-LEDライト…100円*セリア

葉…庭やベランダより採取

合計1,100円(税抜)。

ほかに、ハサミ、クリアファイル、ボールペン、コップ、白い用紙、USBアダプタを用意。

※レジン液を扱う際は、レジン液が直接肌に触れないように注意ください。手袋をして作業することをおすすめします。また紙やすりなどで削る際は、レジンを吸ってしまわないようマスクなどを着用して作業をしてください。



     



Credit

写真&文 / 川守由利子
– 『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。 –


かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。