綺麗な青色の小さな花を咲かせるツユクサは、身近な花なので、見たことがある方も多いはず。可愛らしい花が咲くものの、繁殖力が強いため駆除したいと考える方もいるかもしれません。ここではツユクサの基本情報や特徴、名前の由来や花言葉、育て方と、ツユクサを駆除する方法について解説します。
ツユクサの基本情報
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植物名:ツユクサ
学名:Commelina communis
英名:Dayflower、Asiatic dayflower
和名:ツユクサ(露草)
その他の名前:ツキクサ(着き草)、カラアイ(唐藍)、エノグバナ(絵具花)、アイクサ(藍草)、アオバナ(青花)、ホタルグサ(蛍草)など
科名:ツユクサ科
属名:ツユクサ属
原産地:日本を含む東アジア
分類:一年草
ツユクサは、ツユクサ科のツユクサ属に分類され、学名はCommelina communisです。日本では湿った空き地や道ばたなどに自生しており、北海道から沖縄にかけて広く分布しています。ツユクサは一年草で冬には枯れてしまいます。しかし、こぼれダネや根から新たに芽を出す性質があるため、翌年以降も同じ場所に生えてくることが多いです。ツユクサは地面を這うように成長し、節から根を出して枝分かれしながら広がっていきます。
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ツユクサの花や葉の特徴
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園芸分類:草花
開花時期:6〜9月
草丈:20〜30cm
耐寒性:弱い
耐暑性:やや強い
花色:青、白、黄
ツユクサの開花時期は6〜9月までで、特に7月が見頃とされています。青や黄色、白などの小さな花を咲かせるのが特徴で、草丈は20〜30cm。また、ツユクサの花は朝に咲き、昼にはしおれてしまうという特性があります。そのため、花を楽しむなら朝がおすすめです。
ツユクサの葉はずんぐりしたササの葉に似た細長い卵形で、若い茎や葉は山菜として食用もできます。