28歳で息子を出産するまでは自慢のロングヘアでしたが、出産してからは息子中心の生活に変わり、思い切ってセミロングにしました。それから20年、今アラフィフになって髪の質、量、顔の雰囲気などいろいろな変化を感じつつも、今までのヘアスタイルにこだわっていた私ですが、思い切って髪形を変えて成功したという体験談です。

ヘアスタイルに華やかさがなくなった



私は小さいころから髪がきれいだと言われて育ち、そんな髪が自慢でした。そのため息子を出産するまではずっとロングヘアでしたが、息子と一緒にお風呂に入るようになり、簡単にシャンプーができるセミロングに変えました。このときも自慢だったロングヘアへの執着はありましたが、息子のためにとセミロングにしたのです。

それから20年以上ストレートのセミロングを変えたことは一度もありませんでしたが、アラフィフの髪はだんだん細くなり、以前のようなツヤやコシもなくなり、全体のボリュームも減り、今までのような華やかさはなくなってしまいました。

そのため、今日こそ変化した髪質に合ったヘアスタイルに変えようと決心して美容院に行くのですが、老いを認めてしまうような気がして、結局長さをそろえる程度で思い切って変えることはできなませんでした。

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年だからと諦めず、現実を受け入れる潔さが大切



私は髪の変化を見るにつれ、今まで通りのヘアスタイルを維持することはできないと感じるようになりました。ファション誌などを見ても、ある程度年齢が高くなるとショートにしたほうが似合うイメージもありました。でも、自分の毛質や雰囲気に合ったヘアスタイルにしたほうが良いと思いつつも諦めがなかなかつかなかった私は、ヘアスタイルを変えることができませんでした。

しかし、あるときグレイヘアにした女性の潔さについて書かれたコラムを読んで、気持ちをガラッと変えることができたのです。そのコラムは「白髪が目立つとすぐに毛染めをして老いを隠していた著者が、潔さこそ本来のすてきな自分をつくり出すことができることに気付き、思い切ってグレイヘアにした」という内容でした。

それを読んだときに年だから仕方ないという諦めではなく、現実をきちんと受け入れる潔さこそ次への一歩のためには必要なのではないかと感じたのです。