個人投資家にとって最大の武器は時間です。20代は投資デビュー=最大の武器である時間を有効活用することができる年代です。資産運用のメリット・デメリットを解説しながら、20代の投資に関して取り上げていきます。

そもそも資産運用とは?

預貯金=金融機関が万が一破綻したとしても、1000万円までの預貯金は法律により保護されます。従って安全性で判断するとピカイチですが、低金利の現代では「お金を増やす」という面では魅力に欠けています。

資産運用=預貯金以外でお金を増やすことです。マーケットの状況などで資産の価値が増減しますので、場合によっては資産価値がマイナスになることもあります。しかしながら、きちんとリスクを分散しながら運用を行うことによって大きな利益を得ることも可能です。

資産運用の方法としては株式・債券・投資信託・不動産・金・FXなどが代表的なものとして挙げられます。

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20代で資産運用を始めるメリット・デメリット


長期運用で資産を増やす
【画像出典元】「iStock.com/marchmeena29」

20代で資産運用を始めれば、30年以上の運用も可能です。最大の武器である時間を使って、長期投資をすることにより、低リスクで少額から、ゆっくりと資産を増やしていけるのがメリットです。ちなみに投資におけるリスクとは「資産価値の振れ幅」のことで、高いリターンが期待できる商品は、一方で大きな損失が発生する可能性も持ち合わせているということです。

運用できる期間が短ければ、目標金額に対して高いリスクを取って高いリターンを狙うような運用となりますが、運用期間を長くとれると、リスクを抑え低いリターンで運用しても目標額を達成できる可能性が高まります。

20代で投資を行うことのデメリットとしては
    自由になるお金が減る
    知識がないままスタートして失敗する

上記の二つがあげられると思いますが、少しずつでも始めた方が大きな成果を得ることができそうですね。