テーブルの上に置けるほど小さなテーブルヤシは、観葉植物として非常にポピュラーで、おしゃれなグリーンインテリアとして人気の高い植物です。水やりと寒さに気をつければ、比較的簡単に育てられるので、ビギナーにもおすすめ。この記事では、テーブルヤシの基本情報や特徴、名前の由来や花言葉、育て方について、詳しく紹介します。
テーブルヤシの基本情報
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植物名:テーブルヤシ
学名:Chamaedorea
英名:Parlor Palm
和名:テーブルヤシ
その他の名前:チャメドレア
科名:ヤシ科
属名:テーブルヤシ属(チャメドレア属)
原産地:中南米
分類:常緑性低木
テーブルヤシは、ヤシ科のテーブルヤシ属(チャメドレア属、Chamaedorea)の植物です。中南米が原産で、およそ100種類のテーブルヤシが分布しています。その中でも観葉植物として親しまれているのは数種類で、一般にテーブルヤシという名前で流通しているのは、エレガンス(C. elegans)という種類のもの。テーブルヤシは成長が遅く耐陰性があるため、室内のインテリアに向いている植物です。
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テーブルヤシの花や葉の特徴
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園芸分類:観葉植物
開花時期:4〜6月(雌木)
樹高:10〜300cm
耐寒性:やや弱い
耐暑性:強い
花色:黄
テーブルヤシには雄木と雌木があり、雌木は成長すると4~6月にかけて花茎に小さな黄色い花をたくさん咲かせます。一方、雄木には花はつきません。テーブルヤシの花は花弁がなく、細長く連なった黄色い実のような形になります。
テーブルヤシの葉は茎の中央部分から細長く広がり、上に向かってどんどん伸びていきます。