知人の様子でやっと改心した夫は…

日曜日の昼間に家を飛び出したのはいいものの、友人を誘うとしてもみんな家庭があるため誘いづらく、特にやりたいことも思いつきません。仕方がないので、当てもなくドライブをすることに。「夫は、私がいるから自分(夫)が親の介護をしなくても大丈夫って思ってるの?」とブツブツひとりごとを言いながら、ひとりで車を運転していました。

ドライブしながらこれからの介護について考えていると、あっという間に20時過ぎ。答えは見つからなかったものの数時間現実逃避ができて、リフレッシュすることができました。「明日から夫は仕事だし、泊まるところもないし帰ろう」と、ちょっとだけスッキリした知人は自宅に帰ることに。

とはいえ、その日は夫と話し合う気分になれるはずもありません。親の介護問題は何も解決していない状況のまま、ごはんを食べて早々に就寝しました。

翌朝目覚めた知人は、変わらない介護する日々がやってきたと重い腰を上げてリビングに向かいます。すると、すでに起きていた夫が知人に「今日のお母さんの朝食の準備は済ませているから」と言ったのです。

夫は、おそらく前日の知人の行動をきっかけに、自分の親の介護への向き合い方をどうするべきか考え、実践してくれたのでしょう。義母の朝食の準備なんて介護のほんの一部。そして、今回だけの行動かもしれませんが、これを機に夫が義母の介護に協力してくれるかもしれないという期待も込めて、全力の笑顔と共に「ありがとう」と夫に伝えたそうです。

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まとめ

自分の母親の介護を妻に任せっぱなしだった知人の夫。イライラが限界に達してプチ家出するという典型的な行動を取った知人でしたが、この行動が功を奏して、結果的に夫は母親の介護を一緒に頑張ろうと変わってくれました。義母を介護するにあたって、どちらが何をするべきなのかも2人で話し合ったそうです。そして介護だけではなく、義母も自分たち夫婦も、今後年を重ねて状況が変化したときには、お互いの意見を出し合って臨機応変に対応していこうという話になったそう。

何事もやってもらって当たり前と思わず、感謝の気持ちを大切にすることや、状況の変化に合わせる話し合いは大事だと感じました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

マンガ/☆まかりな☆

著者/satomi
2人姉妹を育てるシンママライターです。肌の悩みが多く、よくSNSでおすすめのスキンケア情報などを収集して試して、日々美肌研究中です!