Culture Spot_『まちのシューレ963』と『蒼島』で、地元の手仕事の品を探す。


庵治町、牟礼町でのみ産出される庵治石。キメが細かく、光沢があり、堅いため墓石に使われることが多い。しかし、近年、墓石の需要が減ってきたことから現代の生活に合うプロダクトを作り出すプロジェクトが始動。その企画・販売をしている『蒼島』(高松市牟礼町牟礼3195−1)。


2010年にオープンした『まちのシューレ963』(丸亀町13−3)。シューレとは”学びの場”という意味。この地で生まれるいろいろな出来事や人、ものを町の人にはもちろん全国に紹介し、一緒に学ぶ場をつくっている。地元のクラフトや食品も数多く扱う。カフェとギャラリーも併設。写真は穴窯で作品づくりをする境知子(棚上)と境道一(棚下)の器。

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Food_ ナチュラルワインと食す、有機食材を使った料理。


その日にある食材で料理を決める。左上から時計回りにホワイトアスパラの塩釜焼き、鴨、アオリイカと旬菜、ブッラータチーズと苺。


7、8割はフランスのナチュラルワイン。料理に合わせて店主が見繕ってくれる。

1980、’90年代の音楽が流れる『乍 nagara』(高松市城東町1−7−7)は、この店の売りでもあるナチュラルワインに寄り添った、有機栽培による食材や調味料を使った料理を提供。「特に何料理と定義できず、メニュー名もない料理を出してくれます。けれど、食材の組み合わせが絶妙で、毎回びっくりさせられるし、感心します。ナチュラルワイン好きならぜひ、おすすめです」と、谷さん。アラカルトの他、コースは¥6,000から用意。