35℃を超えるような暑さが続く真夏の花飾りは、常夏の国のアレンジを参考にしてみましょう。暑い夏を、目から涼しく乗り切るためのアイデアがたくさん見つかります。フラワー&フォトスタイリストの海野美規さんがこの季節に飾るのは、葉っぱだけで作る、夏にぴったりのリーフアレンジ。いろいろな色・形の葉を集めれば、花が無くても十分華やかです。鬱蒼とした緑がしたたるような南国をイメージさせるアレンジをお部屋に飾って、リゾート気分を楽しんでみませんか?

真夏のアレンジは暑い国を参考に

今年も梅雨明け前から猛暑の日々。エアコンもフル稼働です。

暑い季節のアレンジは、暑い国の花の飾り方がとても参考になります。ランやクルクマなど暑さに強い花をメインにした、色鮮やかでクラシカルなアレンジ。またシンプルでスタイリッシュなアレンジなど、シンガポールやバンコクで見た、素敵なアレンジがとても印象に残っています。

今回は、常夏の国のアレンジをお手本に、花を使わない葉っぱだけのアレンジを楽しんでみませんか。鬱蒼とした緑あふれる南国のイメージです。  

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バリエーション豊かな葉っぱを集めて

ナルコラン(アマドコロ)

ギボウシ

キイチゴ

ミョウガ

コンテリクラマゴケ

アヤメ


左上から時計回りに、コンテリクラマゴケ、キイチゴ、ナルコラン、ミョウガなどのさまざまな色・形の葉。

花を使わないリーフアレンジは、葉っぱが主役。形状の異なる葉、斑入りの葉など、なるべくいろいろなバリエーションの葉を揃えるとよいですね。

アレンジの器には、夏らしいバスケットを使います。