頻尿との長いお付き合い
ただし、副作用もありました。とても喉が乾くようになり、便秘の症状も出ました。
また、薬はあくまでも頻尿の症状を緩和するための対症療法にとどまり、根本的に治すものではないそうです。そのため、薬を飲み続ければ副作用に悩まされ、やめれば再び頻尿の症状に悩まされることになるというジレンマに陥りました。
結局、私は後者を選択しました。受診した泌尿器科の先生いわく、生活習慣を見直したり、体操を取り入れたりすることにより、ある程度症状を緩和させることができるだろうとのこと。
そこでまずは、利尿作用のあるコーヒーや緑茶は夕方以降は飲まないようにしたり、骨盤底筋を鍛えるトレーニングを隙間時間に取り入れたりと、できる範囲で対策しました。そのかいあってか、現在はある程度トイレの回数を軽減することができています。
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まとめ
頻尿がもたらす困り事は数多くありますが、適切な対策を講じたことである程度克服することができました。対策後の参観日の際には、大事な場面を見逃さないように事前にトイレに行くのはもちろん、万が一のことがあっても良いように尿漏れパッドを付けています。そのおかげでリラックスでき、大事な子どもたちの姿を見逃すことがなくなりました。頻尿とは今後も長い付き合いになりそうなので、より快適な生活を目指して日々工夫を続けていこうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
文/岩下 カナコ
イラスト/きびのあやとら
著者/ウーマンカレンダー編集室
40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!