できる範囲で、無理をしない範囲で
「事業を探して投資計画」ともありますが、事業を立ち上げ継続していくことは一般的にかなりのエネルギーが必要となり、一定のリスクもつきものです。事業を立ち上げて成功する人と失敗する人では、圧倒的に後者の方が、割合が高いでしょう。
大変有名な話ですが、ケンタッキー・フライド・チキンの創業者であるカーネル・サンダースさんの創業時の年齢は60代でした。この話を引き合いに「年齢は関係ない」という意見もあり、それも共感できるところです。ただ、よく調べてみると、カーネルさんは30代や40代の頃から色んな事業に挑戦されていたようです。
様々な解釈ができるため、一概に定年後の事業を否定しているわけではありませんが、やはり事業を軌道に乗せるためには相当な準備や努力が必要になると思います。体力なども考慮すると、無理をせず今回紹介した地域での活動など長く続けられそうなものを探す方が良いかもしれませんね。
20年後はもっと人口構造が変わり、シニア世代の活躍が求められる社会になると思います。そのためにはまずは健康でいることが大切です。体も家計も定期的に見直しを行いながらこれから過ごしていきたいですね。
※資産運用や投資に関する見解は、執筆者の個人的見解です。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。