希少な宝石の数々、クリエイティビティー、そして緻密（ちみつ）な職人技――。ハイジュエリーの世界には各メゾンのあらゆる要素が凝縮している。パリで6月にハイジュエラーが発表した、豪華な新作コレクションの数々を現地からお届けする。
日本発のハイジュエラーTASAKIは、パリを代表するラグジュアリーホテル「リッツ パリ」とのパートナーシップによるハイジュエリーコレクション「RITZ PARIS par TASAKI」の新作を披露した。
一流ハイジュエラーが軒を連ねるヴァンドーム広場に位置するリッツ パリは、125年以上におよぶその歴史の中で、それぞれの時代の芸術家や文化人に愛され、フランス流のエレガンス、洗練とラグジュアリーを体現してきた。「RITZ PARIS par TASAKI」は2016年に誕生したハイジュエリーコレクション。コラボレーションの新たな時代の幕開けを感じさせる、エッジィでありながらもエレガントで洗練された作品が生み出された
リッツ パリで行われた「RITZ PARIS par TASAKI」のお披露目。クチュールフラワーアーティスト中村睦子氏による、手染めされたシルクの花びらの折り重なるデコレーションが花を添えた。
Lumineux（リュミヌー）
「Lumineux ネックレス」は、リッツ パリの創業者であるセザール・リッツの革新的な思考を、しなやかに伸びるメタルとダイヤモンドのラインで表現した。あこや真珠や希少なマルチカラーダイヤモンドをあしらった繊細なモチーフは、社交の夜にまばゆい炎に照らされしぶきを上げてきらめく噴水の光景を想起させる。
ネックレス（18K ホワイトゴールド、あこや真珠、ダイヤモンド、マルチカラーダイヤモンド）
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Unisson（ユニッソン）
100年前のパリを鮮やかに駆け抜けた女性たちのファッションからインスパイアされた「Unisson ネックレス」。繊細なレースのガウンやドレスを彷彿とさせるような、なだらかな曲線美を持つ優雅なパールジュエリーには、タンザナイトをアシンメトリーにセッティング。当時のモードにオマージュを捧げながらも、現代的なエッセンスを取り入れて躍動感に満ちた作品に仕立てた。
ネックレス（プラチナ、あこや真珠、ダイヤモンド、タンザナイト）
