育児と仕事を両立する中で見えてきた景色。
グラフィックを軸に空間構成やブックデザインなど幅広い領域で活躍しているグラフィックデザイナーの長嶋りかこさんが、7月1日(月)に著書『色と形のずっと手前で』を発売した。子どもが生まれたことで変化した仕事との向き合い方について、長嶋さんが妊娠、出産、育児のタイミングで書き留めていたメモをもとに作られた一冊だ。
その刊行を記念して、恵比寿のギャラリー『POST』にて展覧会が開催。書籍の内容をもとに構成された色と形のインスタレーションが、文章と共に楽しめる展示となっている。会期は7月19日(金)から8月4日(日)まで。
仕事と育児を両立することの難しさ。社会が抱える問題と自分の生活が密接に関係していること。子どもが教えてくれた、大人になるにつれて忘れてしまっていた感覚。母親になって初めて気づいた様々なこと。自身の体験から生み出された言葉たちが、彼女のデザインによって視覚化される。
デザイナーとして、母親として、2つの世界を行き来する中でたどり着いた景色とは。展示を通じて想像してみたい。
Event Information長嶋りかこ / 色と形のずっと手前で
会期:7月19日(金)〜 8月4日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日
会場:POST(東京都渋谷区恵比寿南2-10-3 )
INSTAGRAMはこちら