喘息でも加入できる保険はある?保険加入時の注意点や加入できなかったときの対処法について解説

通常の医療保険への加入不可と通知が来た場合の対処法

通常の医療保険の加入を断られた場合は、以下のように健康状態に関する告知項目が少ない医療保険への加入を検討してみましょう。

告知項目が少ない医療保険

引受基準緩和型医療保険:通常の医療保険よりも告知項目が少ない(3〜5つ程度)医療保険

無選択型医療保険:健康状態に関して告知なしで申し込める医療保険

対処法1. 引受基準緩和型医療保険を検討する

引受基準緩和型保険とは、通常の医療保険よりも保険会社に告知する項目が少なく持病がある方でも申し込みやすい保険です。

喘息の場合、直近で入院や手術をしていない限りは、告知項目に該当する可能性はそれほど高くないと考えられます。

さらに引受基準緩和型医療保険であれば、持病の悪化についても基本的に保障対象となるため、安心して加入できるでしょう。

ただし、通常の医療保険よりも毎月の保険料は割増されているので、保障内容と保険料のバランスや加入するメリットがあるのかなどを慎重に検討しましょう。

引受基準緩和型保険について詳しくはこちらの関連記事をご覧ください。

引受基準緩和型保険とは?入るべきかメリット・デメリットや選び方から解説

対処法2.無選択型保険を検討する

無選択型保険とは保険会社への告知が一切不要な保険です。

そのため、保険料さえ支払えば基本的には喘息でも加入できます。

しかし、引受基準緩和型保険よりも保険料はさらに割高で、加入から一定期間は一切の保障を受けられない可能性があります。

通常の保険や引受基準緩和型保険を検討したうえで、最後の選択肢として無選択型保険を検討しましょう。

無選択型保険について詳しくはこちらの関連記事をご覧ください。

無選択型保険のメリットとデメリットをプロが分かりやすく解説

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まとめ

喘息は治りにくい「持病」として分類されることもある病気の一つですが、告知内容によっては通常の医療保険に加入できる場合があります。

しかし、加入が確約されているわけではないので特別条件がついたり、断られたりすることも少なくありません。

特別条件がついた場合は、提示された条件を十分確認したうえで加入を検討しましょう。

もし特別条件に納得できない場合や、持病の悪化が不安な場合は、引受基準緩和型医療保険や無選択型医療保険を検討してみましょう。

同じ喘息でも、治療状況などによって加入できる保険の種類や保険料は大きく異なります。

自分に合った保険を選べるか不安な方や、具体的におすすめの商品を教えて欲しいという方は、保険のプロであるFPに相談してみましょう。