Craftwork_島の木の特性を生かした、『ウッドワークス キュウ』の木工。


店名のキュウは球の意味。球各¥3,000、皿¥5,000~。


ショールーム兼工房。右手に旋盤が置かれた工房がある。

実家が材木店だったという木工作家の今田智幸さん。奄美の高校を卒業後東京へ進学し、数年間働いた後、約10年前に帰島。そのタイミングで『ウッドワークス キュウ』(奄美市名瀬和光町25−7)をスタートした。材料はシャリンバイやガジュマル、琉球黒檀など、奄美に自生する木のみを使っている。「僕はこの形を作りたいというより、木を削っている工程が好きなんです。なんともいえない美しい木目が出てきたり、肌触りが変わってきたり。その木の特性に合わせて、形を決めて作品に仕上げています」と、今田さん。

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Food_ 漁港ならではの新鮮な刺身を『番屋』でほおばる。


大きなガジュマルの木が目印。


マダ汁付き海鮮丼¥1,650。ミズイカ、アカマツ(白身)などがたっぷり。

番屋漁港の目の前に位置。50年以上もこの地で食事処を営む漁師料理『番屋』(大島郡龍郷町龍郷8−2)は、昼どきともなると地元の人で大賑わい。名物のマダ汁付きの海鮮丼は、日によってネタが変わる。「島料理というと野菜や肉、魚といろいろな食材を使うのですが、ここは魚介だけを扱っています。僕が子どもの頃からあって、懐かしい気持ちにも。他に類似した店がないので作家さんや東京からの友人を連れていくと必ず喜ばれるし、また行きたいと言ってくれます。とびきり新鮮で量も多いので、満足できると思います」と、金井さん。