介護予防にも効果的!高齢者が安全に自転車に乗る方法や注意点を解説

高齢者が運動の一環や移動手段として自転車に乗る機会も多いですが、正しく乗らないと大きな事故になってしまう可能性があります。

実際に高齢者の事故は各自治体でも多く報告されており、安全に乗ることが求められているのです。

本記事では、高齢者が安全に自転車に乗る方法や注意点、選ぶときのポイントについて詳しく解説します。

高齢者の自転車利用は介護予防にもつながる

要介護状態になりにくくするための「介護予防」は水泳やウォーキングなどが代表的な方法ですが、自転車も介護予防に効果的なのです。

水泳やウォーキングを継続するのが難しい方であっても、移動手段として利用できる自転車であれば継続することは簡単でしょう。

自転車は足腰の筋肉を主に使用するため、筋肉量の増加や骨密度の向上などの効果が期待できます。

ただし、電動アシスト付き自転車の場合は筋肉を使う頻度が少ないため、介護予防の観点から自転車に乗る場合は電動アシスト付き自転車以外を選ぶといいでしょう。

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高齢者が安全に自転車に乗る方法

高齢者が自転車に乗るときは以下のポイントを抑えて乗ると安全です。

ハンドルとサドルの高さは10cmを目安にする
反射板や前方のライトだけでなく、後方にも反射板やライトを付ける
両足がしっかりと地面に付くサドルの高さにする

高齢者は反射神経が衰えている場合が多いため、俊敏な動きをしないようにするためにも、車や自転車により早く発見してもらうため夜間は前方後方の両方に反射板とライトを取り付けることや、片足だけではなく両足が地面に付くようにサドルの高さを調整すると安全です。

(参照:HONDA「ご存知ですか?自転車の安全な乗り方」)