部屋になるべく花や緑を飾るようにしています。どんなにささやかでも、どんなに簡単なものでも、そこにあるだけで癒される。日々の暮らしに和みをもたらす大切な存在です。

ただ、花を飾ることを家事のノルマにしてしまうと、それはそれで面倒に。毎日水を変えるのだって、忙しい時には手間に感じることもあります。

もっと自分のペースで楽しめたらいいのにな。

そんなわたしの目に留まったのが、生けてよし、置いてよしの「オブジェにもなるフラワーベース」でした。


花がある日も、ない日も、絵になる佇まい


フラワーベースといえば花の脇役になることが多いアイテムですが、こちらは佇まいで魅せるタイプ。

モダンアートのような抽象的なフォルムに目を奪われます。シリーズは5種類あり(そのうちひとつはキャンドルホルダー)、その中から、わたしはこちらの2つを選びました。

どれを組み合わせてもセンス良くまとまるのが嬉しい。もちろん、単体でも存在感はしっかりあります。

ゆるく使いやすい3つのポイント



【1】花を生けなくても、出しっぱなしにできる

普通のフラワーベースだと、花がない時は片付けないといけませんが、これなら出しっぱなしOK。花があってもなくても「どっちでもいい」のが気がラクです。



【2】生花もドライも生けやすい

セラミックの素焼きの質感があり、温かみのある雰囲気です。素朴で優しい表情は、ドライフラワーとも好相性。内側には釉薬がツルリと塗られているので、水を入れて生花を飾ることもできます。



【3】どんなインテリアにも馴染む

主張が強すぎると持て余しますが、こちらは素朴さが残っているおかげで存在が浮くことがありません。わが家のナチュラル系・北欧系インテリアをはじめ、重厚感のあるホテルライクな空間から韓国インテリアまで、幅広く取り入れられます。


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どういう風にグリーンを生ける?いろいろ試してみました


では実際に生けてみます。

まずはフラワーベースひとつに、グリーンをひとつ。

無造作に挿しただけなのに、これでもうディスプレイとして成立します。

さらに隣にもうひとつ並べてみると、

陰影が際立って、静謐な雰囲気に。簡単にアートな空間の完成です。

では今度は、モリモリッと生けてみます。

本体がホワイトだから、どんな色の花でも合わせやすく、難しく考える必要がありません。

手持ちのアイテムと組み合わせれば、どんどん賑やかに。

さすが、花のボリュームに負けない存在感です。それでいて、そこまでうるさいこともなく、落ち着いて飾れます。

個性の強いフラワーベースですが、足しても引いても、意外とどれもいい感じにまとまるんですよね。こう見えて、かなり懐が広いなという印象です。