「設定温度」を上げて電気代を節約しよう
エアコンの設定温度
【画像出典元】「PhotoAC」
エアコンは「設定温度」を上げるほど、消費電力が節約できます。設定温度を1℃上げるだけで、約10%もの消費電力削減につながるともいわれています。
逆に設定温度を22℃、20℃と寒気を感じる温度まで下げると、電気代は高くなりますし、体にも良くありません。
環境省が推奨するエアコン冷房時の室温の目安は28℃。特別な理由がない限りは室温が28℃前後になるよう、温度設定することをおすすめします(ただし、発汗機能が十分でない小さなお子さんや高齢者がいる場合は、配慮も必要です)。
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電気代の節約ではエアコンフィルターの「掃除」が大事
エアコンの「フィルター」が汚れていると、冷たい空気の吐き出しが上手く行えなくなります。フィルターが汚れていることで設定温度を下げることにつながり、余計に電気代がかかってしまうことに。フィルターの汚れをこまめに掃除し、空気の通り道を作ってあげることが節約のポイントです。
フィルターの掃除方法は、次の通り。
【フィルターの掃除方法】
・エアコンのカバーを開け、掃除機でフィルター表面のほこりを吸い取る。
・汚れが酷い場合は、フィルターを外し水洗いする(汚れが取れない場合、中性洗剤などを使うのも効果的)。
※フィルターの掃除は、夏場であれば2週間に1度するのがベストです。
エアコンのフィルター
【画像出典元】「PhotoAC」
また、部屋の外にある「室外機」も定期的に掃除しましょう。室外機が汚れていると熱の放出が遮られるため無駄な電力を使うことになります。
室外機の掃除方法は、次の通り。
【室外機の掃除方法】
・室外機の表面や裏面に付着した汚れやほこりを、雑巾などで拭きとる
・室外機下面にある「水抜き穴」に詰まったゴミを手袋などで取り出す
・室外機の「ファン」の前を塞いでいる、枯れ木やゴミなどを片付ける
※室外機の掃除は1年に1度が目安。夏にエアコンを使いはじめるタイミングで一度掃除しておきましょう。
エアコンの室外機
【画像出典元】「PhotoAC」