7. 自分の働き方に合わせて賢く失業保険を利用しよう
近年、60歳退職が65歳となり、そしてさらには「70歳以上も元気に働きましょう」という気運が高まっています。60歳から65歳に対して「高年齢雇用継続給付金」が支給されるなど、働くシニア世代をサポートするような制度も雇用保険には用意されています。
失業保険は、失業したとき、再就職のためスキルアップしたいとき、育児や介護に専念したいとき、そしてシニアになってからも働くときなど、さまざまなライフシーンで雇用者をサポートしてくれる制度です。ですから退職が決まったら、受給資格や条件、受給期間、計算方法をしっかり確認しておくようにしましょう。まさに「知らなきゃ損」する可能性があるので、これからのキャリアプランを描きながら、失業保険の理解に努めてください。