費目別で生活費の黄金比率と比較する
食費 黄金比率
出典元:photoAC
固定費の見直しができたら、つぎは何のためにかかったお金か費目別に集計して、使い過ぎをチェックしてみましょう。費目の分け方もいろいろありますが、一例を挙げておきますね。食費、住居費、水道光熱費、通信費、教育費、保険料、趣味・娯楽費、被服費、交際費、日用雑貨、こづかい、交通費、医療費、その他、預貯金。
集計しても、使い過ぎと判断するのが難しいことも。そこで参考にしてほしいのが、収入に対する費目別の理想な支出割合、黄金比率です。もちろん、家族構成や住んでいる地域でお金のかかり方が全く違いますが、どんなタイプの家庭でも共通している費目の黄金比率を紹介します。
食費15%
住居費25%
水道光熱費5~6%
通信費5~6%
被服費2%
預貯金18%
保険料は単身者で4%、子どものいる家庭で6%
などです。
いつもギリギリ、貯蓄ができないというおうちては、割合をオーバーしている費目を対象に、ムダを省き節約を考えてみてはいかがでしょうか。
現実的には住宅ローンを含む住居費など、節約しようがない費目もあります。しかし、オーバーしている分を把握し、どこを削って補うか考えてみることが大切。おうちの実情にあわせてアレンジしていくのがおすすめです。費目別の毎月の予算を意識するだけでも、家計がぐっと引き締まってきます。
家計の体質改善には、おうちの家計の実態を知ることが欠かせません。便利な家計簿アプリなどを利用し、黄金比率を使って家計の健康診断に役立ててくださいね。